写真/文・嶋 直樹
(一社)日本真珠振興会 認定 スペシャリスト
(一社)日本ジュエリー協会1級 ジュエリーコーディネータ―
白蝶真珠の大きさ
あらゆる真珠の中でも最も大きいサイズが採れる白蝶真珠。

白蝶真珠が他の真珠と比較して大きな珠が採れる理由は、まずは母貝が大きい事。
つまり、大きな真珠が育まれるベース自体が大きく、更に2年以上という長い養殖期間に耐えうる耐久性も持ち合わせています。
その大きさは約8mmからはじまり、平均でも12ミリと大粒。更に大きいものだとなんと20mm以上にも成長します。
ボリュームのある真珠をお求めになりたい方にはまさにうってつけの真珠で、これほどまでのサイズと美しさをお楽しみになりたい方は白蝶真珠を選ばずして選択肢がないと言っても過言ではありません。
貝が大きな事だけでなく、養殖期間が長い事により真珠層が厚いのも白蝶真珠の特徴です。
真珠層が厚い事は美しい真珠に欠かせない条件ですが、反面、真珠層が均一に巻く可能性は極々稀で、変形(バロック)や写真のようなサークルのある珠が誕生します。
そのため大きな真ん丸になる珠は30%にも満たないと言われており、大粒で美しい真円の白蝶真珠は近年非常に価値が高まっています。
ジェイシーバールではこういった最高級の美しさと希少な白蝶真珠はもちろん、変形(バロック)珠も白蝶真珠らしい楽しい特徴と捉え、その中で、テリがあり個性と魅力溢れる真珠を選び抜きご紹介しています。
今回は白蝶真珠の大きさとその魅力についてご紹介しました。
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