2021/11/04
他のジュエリーとぶつけないこと
真珠の仕舞い方

真珠を身に着けている時はぶつけないよう気を付けていても、はずした後収納する環境が悪いとあっという間に傷だらけになってしまいます。
真珠に限らず使った後に一つ一つの箱にしまうのが億劫で、ジュエリー置き場にガチャり。
と言う方は要注意です。
これは実は全てのジュエリーの管理で避けて頂きたいこと。
何故なら宝石も、貴金属もそれぞれの硬さがあり、それがぶつかる事で想像以上に傷を付け合ってしまう事があるからです。
有名な宝石の硬さの表記モース硬度はダイヤモンドの10を筆頭に、ルビー/サファイアは9、エメラルドやトパーズは8、水晶は7、オパールは5~6.5と段々柔らかくなります。
そして真珠は2.5
またこの強度は一般的に引っ掻きの硬度を指すのでダイヤモンドにルビーが触っても傷はつきませんが、その逆は簡単に傷がついてしまいます。
日常的に傷を付けないように気を付けて身に着けることは大切ですが、他のジュエリーや金やプラチナにあたらないよう個別に収納することも同じ位大切なことです。
今回は真珠の硬さと傷をつけないためのこつをご紹介しました。
真珠やパールジュエリーに関するご質問がございましたら当ホームページのお問合せ又は公式LINEからお気軽にお寄せ下さい。
(一社)日本真珠振興会 認定 スペシャリスト 嶋直樹